
ローラー練習でバイクは強くなる!
2013/04/29
トライアスロンのバイク練習方法でローラー台を使っての練習があります。
僕がやているバイク練習の8割はローラー台を使っての練習です。
そういうことで僕はローラー練習が大好きで、ローラー練習をおススメしてます。
ローラー台は3本ローラーと固定式ローラーの2種類がありますが、僕は3本ローラーを使っているので、3本ローラーのバイク練習方法を紹介します。
1 ローラー練習のメリット・デメリット
まず、ローラー練習をするうえで知っておきたいこと。
メリットとデメリット。
メリット
効率がいい
まず、家の中で練習するので、外で練習する場合に比べて信号や、障害物がないので、止まらずに練習できます。
ということは、時間的に余裕がない方でもできますよね!
そして、短時間で集中して練習できるから、うまくなる!速くなる!
素晴らしい技術が身につく
僕がおススメしているのは3本ローラーです。
これは、最初はかなり乗るのが難しいですが、3本ローラーに乗れるようになった時点で、上達してます。
あと、ペダルを回すという技術が身につきます。
テレビがみれる、音楽が聴ける
部屋の中で練習できるんで、自分の好きなテレビをあきらめなくていいですよね。
音楽も聴きながらできるから、テンション上げてできますよ。
天候に左右されない
寒くても、雨が降ってても室内だから、大丈夫です!
と、まぁ、こんな感じです。
デメリット
ローラー台の値段が高い
結構するんです。3万ほどですね。
うるさい
ちょっとうるさいんです。
だから、アパートに住まれてる方は防音対策をしましょう。
僕は、マットをかなり重ねてその上でやってます。
あきる
先ほど、テレビがみれるって言いましたが、それ以前に、景色が変わらないし、飽きます。
慣れるまでは、我慢が必要かもしれません。(逆にいえば忍耐力が鍛えられます)
あんまり、デメリットを言いすぎると、「ローラー練習って嫌だな・・・」って思われるんで、このくらいにしときます。
こんな感じで、いい面、悪い面兼ね備えてます。買うか、買わないかの参考までに。
2 ローラー練習で、これだけは持っておけ!
まず、ローラー練習をするうえで、買わないといけないものがあります。
・ローラー台
・マット
・ローラー専用タイヤ(これがないと、普通のタイヤだと摩耗が激しいので)
必要最低限これだけあれば、十分です。
僕もこれだけしか持ってません。
他にも、持っておくといいアイテムもあります。
・セーフティネット(自転車に汗がつかないようにするカバー)
・負荷装置(これによって、負荷をかけることができます)
練習するうえで、そばに置いておきたいもの
・水、スポーツドリンク
・タオル(めっちゃ汗出るんで)
・携帯・ipod
・テレビのリモコン
これだけは必ずいりますね。これが一つでも欠けたら、練習どころじゃないです。
練習中断して、取りに行きましょう。笑
3 練習内容
肝心の練習内容です。僕がやってる練習です。時間は1時間です。
練習メニュー
ウォーミングアップ(0〜20分)
↓
インターバル(20〜30分)
↓
階段方式でこぐ(30〜40分)
↓
インターバル(40〜50分)
↓
ダウン(50〜60分)
まず、ウォーミングアップ(〜20分)
インナーロー(1速)から1分ずつ重いギアに変えていきます。
インナートップまできたら、つぎにトップのままアウターにします。
アウタートップから、1つずつギアを落としていきます。
13速前後で、あなたが1時間、7割程度の力でこぎ続けれるギアを見つけてください。
そのギアが基準となります。
それで、基準のギアの前後で20分までこいでください。
つぎにインターバル(20〜30分)
2分間×5セットです。
2分間の最初の30秒を、基準のギアから2つ落としてMAXでこぎます。
30秒経ったら、基準に戻して、1分30秒流してください。
*この1分30秒はあまりスピードを落とさないようにする。
それを5セット繰り返します。
つぎは階段方式で1分ずつこぎます。(30〜40分)
アウタートップまでいって、基準までもどるという感じで。
そして、また、同じようにインターバル(40〜50分)を繰り返し、最後の10分はダウンでかるく流すという感じで、1時間です。
この練習はきつめの練習になります。サクッと、質の高い練習をしたいときにおススメです。
僕は、この練習をすると、練習量は大体40キロほどの距離になります。
これが、僕のやってるきつめの練習です。負荷をかけないときは、だらだらとこぎます。
一定のペースで長時間こぐ。
軽いギアで速くこぐ。
重いギアで速くこぐ。
この3種類を意識して、混ぜながら、練習していくといいと思います。
自分に合った練習方法・メニューを作ってみてください。
ローラー練習のポイント
ローラーは実走する場合の75%の力でこげると思ってください。
たとえば、実走した場合、アベレージが30kmだったとします。
ローラーだと、アベレージが40kmになるということです。
*これは僕の考えです。
だから、普段、時速40km出せなくても、ローラー練習では出せるんですよね。
時速40キロ出せるっていう自信がつきます。
そして自分の中で「ちょっと速くなったんじゃないか??」と勘違いがおきます。
でも、こういう錯覚により、速くこげるようになりますよ。いい勘違いの仕方ですね。(笑)
体は脳が動かしているので、考えるっていうのが大事ですよ。参考程度に。

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